仕事に集中できないほどの辛い肩こりの原因は!?

「肩が重くて仕事に集中できない」

「肩こりがなんだか年々ひどくなっていて、痛みに近づいている」

「肩こりから背中や首、頭まで辛さが出ている」

「マッサージしてもその場は良いが、すぐ元どおりになってしまう」

あなたはこんなお悩みはありませんか?「肩こりなんてみんなあるじゃん」と周りに言われている方もいるかもしれませんが、だからと言って割り切れるものではありませんよね。特に昔は何か作業をしたら辛いなーくらいのレベルだったのが、段々と「ずーっと凝っている」状態になる方も少なくはありません。
そうなると、精神的にも、身体的にもすごく辛いですよね。

そこで今回は、あなたの辛い肩こりの原因を探って行きましょう。

 

知っていましたか?「実は肩こりはあって当たり前じゃない」

日本人は、実に8割の方が肩こりを感じる、又は感じたことがあると言われています。

実は肩こりって健康だったら出ないことをあなたは知っていましたか?

周りの人も「肩凝ったー」とよく言っているし、自分も10年以上肩こりがある状態だし…という状況だとなかなか肩こりがあるということは不健康!だとは思いませんよね。

しかし、意外かもしれませんが、肩こりがあることは異常なのです。あなたが本当に健康だったら、肩こりは起こらないはずなのです。

そして、肩こりには人それぞれ原因があります(医学的にはっきりと証明はされていません)。

では、考えられる原因として、どのようなものがあるのでしょうか?

すごく簡単な対処法と一緒にお伝えして行きます。

原因を知って対処すれば必ずよくなる!あなたの辛い肩こりの原因は?

ひとえに「肩こり」と言っても、人それぞれ原因は違います。例えデスクワークで肩こりが出るようになったとしても、そこから体の歪みが出て、肩こりにつながる人もいますし、目の疲れから肩こりが出るようになる人もいます。

それぞれ、一緒に起こりやすい症状もお伝えしますので、あなたは主にどれが原因になっているか、目星をつけて見てくださいね。

目の疲れが原因

今日、デスクワークはもちろん、日常的にスマホやタブレットが使われていますよね。長時間画面を見ることが目の疲れの原因となり、それが肩こりの原因になることも少なくありません。

目の疲れが原因で肩こりが起こりやすいタイプとしては、

  • 左右で視力が違う
  • 近視・遠視・老眼・ドライアイなど、目に問題がある
  • 肩こりだけでなく、目の横(こめかみあたり)にズーンと痛みを感じる
  • 一日中、ほとんどの時間PCやスマホ、タブレットなどを使っている

などの状態や、症状が出ている方に多いです。目の筋肉や神経は、頭や首の筋肉と近いので、目の疲れから、肩こりが出ることが多いです。

ズーンと重い肩こりや頭痛に悩まされるのが特徴です。目の疲れや肩こり・頭痛があると仕事にも集中できないですよね。

こう言った場合は、

  1. 眼科に行き、目の問題を対処する:例えば、メガネ・コンタクトで左右の視力を合わせてもらう、PC・スマホ用のメガネを買う
  2. 寝る2時間前はPCやスマホを極力触らない
  3. 入浴時などに、眉間や目の周りの筋肉のマッサージをする

などをしてみてください。肩こりだけでなく、頭痛や、目の疲れ予防になるはずです。

体の歪みが原因

あなたはついつい、お仕事中に足を組んでしまったり、頬杖を付いてしまったりしてしまっていないですか?こう言った体の歪みが、肩こりだけでなく腰痛や、背中・首の痛みにつながったりします。

こう言ったことに当てはまるあなたは要注意です。

  • 気付いたら足を組んだり、頬杖を付いたりしてしまう
  • よく猫背と言われる
  • 片方の靴だけ擦れる
  • 肩こりだけでなく、腰痛・背中の痛み・首のこり、痛みが起こる
  • 後頭部からの頭痛がある

などの状態になりやすいです。

本来、健康な体でしたら、歪みや痛み・コリは寝たら治るようになっています。しかし、不健康な状態になってしまうと、昨日の歪みが寝ても治らず、「足を組まないとなんだか気持ち悪い」「気付いたら歪んだ体勢になっている」などという状態になってしまいます。

そうなると背骨や骨盤が歪んだ状態が体にとって当たり前になってしまい、肩こりだけでなく、背骨に関連する腰痛や背中の痛み・首や首の付け根の後頭部が痛くなったりしてしまいます。

そんなあなたは、

  1. 足を組んでしまったら反対で足を組む(組まないのがベストです)
  2. 頬杖は絶対につかない
  3. 背もたれがある椅子にお尻をつけて座るor背中にクッションを挟む
  4. 電話は耳と肩で挟まない

以上のことを意識してください。

少しのことですが、体が変わっていくのを感じられるはずです。

腕の疲れ

意外に思われるかもしれませんが、デスクワークや、スマホ、ゲームをよくする方は、知らず知らずのうちに指や腕を必要以上に使ってしまっていて、腕の筋肉が凝っていることが多いです。

私の経験上、デスクワークをされている方はほぼ100%、腕の筋肉が凝っています。

  • 1日に2時間以上PCやスマホ・ゲームをしている
  • 指を動かすことが多い
  • 仕事や家事、育児などで、何かを持ち上げる動作をすることが多い

など、あなたは思い当たりませんか?

これはほとんどの方が思い当たるかもしれませんね。腕の筋肉が疲れると、腕から肩にかけての血流が悪くなってしまい、だるい肩こりや腕のだるさが出やすくなってしまいます。

対処法は。すごく簡単で、腕の筋肉(特に肘から手首の間についている筋肉)をマッサージしてみてください。「イタっ」となるところがきっとあるはずです。

食生活の乱れ

これは意外かもしれませんが、食生活の乱れが原因で肩こりが起こることも多いです。

いわゆる「内臓が疲れている」状態です。あなたは以下のことに思い当たりませんか?

  • 毎日おなかいっぱい食べてしまう
  • お酒を毎日飲む
  • 脂っこいもの、甘いものが大好き
  • 睡眠時間が少ない(5時間以下)
  • すぐイライラする

こう言ったことを繰り返すと、内臓が疲れ、血流が悪くなったり、血液の質が悪くなったりします。そうすると、身体中がだるくなったり、冷えを感じたりしてしまいます。

「私はもしかしたらこれかも」と思われるあなたは、

  1. 食事は基本的には腹8分
  2. 最低でも週1は休肝日にする
  3. 脂っこいもの・甘いものは控える
  4. 睡眠時間を6時間は確保する(22時から2時までに寝るのがベスト)

この4つをしてみてください。

肩こりだけでなく、疲れやすさや、疲れの取れにくさなども改善するはずです。

原因を把握できれば肩こりは「治ります」

さて、いかがだったでしょうか?

「私はこれかも・・・」と思われる肩こりの原因はありましたか?

冒頭でもお話しした通り、肩こりは「誰にも絶対ある」わけではないのです。

肩こりは「治ります」。

でも、ただ凝っているところ、痛いところをマッサージしても、あなたもご存知のように、「治る」わけではありません。凝っているところ、痛いところではなく原因を対処することが、「治る」こと、根本的に改善することに繋がります。

肩こりがある方は、肩こりだけでなく、他の症状にも悩まされている方が多いのですが、根本的に体が良い状態になれば、自然と肩こり以外の症状も改善して行きます。

そして、肩こりの原因を対処して、治していくのは他でもないあなたです。あなたの辛い肩こりを解消させるために、他の症状も一緒に改善し、心身共に健康になるために頑張りましょう!

 

札幌円山あおば鍼灸接骨院(旧札幌円山このは整骨院)