「あー明日雨だから頭がズキンズキン痛いのかな?」
「偏頭痛がいつ起きるか分からないから頭痛薬が手放せない」
「明日どうしても仕事休めないのに頭痛が酷くて辛い」
あなたは、こんなご症状でお悩みではないですか?
今や頭痛は日本人の4割が感じている症状であり、(参照:頭痛の疫学)偏頭痛も、日本人の8.4%は感じている(医師の診察をうけ、偏頭痛と診断、もしくは偏頭痛が疑われると診断されている)と言われています。
実に日本中で1万人もの人数が偏頭痛と感じているとのことなので、あなたや、あなたの周りでも偏頭痛でお悩みの方がいてもおかしくありません。そこで今回は、ズキンズキンと辛い偏頭痛の原因を3つお話ししていきます。
偏頭痛とは?
偏頭痛の原因をお話しする前に、偏頭痛ってなんで起こるの?どういったメカニズム?と言うことをお話ししていきます。
偏頭痛は「片頭痛」とも書かれる通り、片側に起こることが多い頭痛です。
症状としては、
- 片方だけ頭痛を感じる
- こめかみにズキンズキンと言う痛みを感じる
- 運動時、気圧が変わったとき、リラックス時に起こりやすい
- 頭痛と同時に吐き気を感じる
- ストレスが強いと頭痛が起こりやすい
といった症状が起こりやすいです。
原因としては、
- 頭の中の血管が拡張する(太くなる)
- こめかみあたりにある神経(三叉神経という、頭からこめかみ、顔につながっている神経)を刺激
- 痛みが起こる
という流れです。
その頭の中の血管が拡張する(太くなる)原因が自律神経に関係するのです。なので、ストレスが多いときに偏頭痛が起ったり(セロトニンというホルモンが血管を拡張しようとします)、逆に本来は、リラックスすると血管が拡張するので、休日に偏頭痛が起こりやすいという方も少なくないのす。
偏頭痛の原因は!?
1、疲労の蓄積
「疲労なんてみんな蓄積してるだろー」という声も聞こえてきそうですが、基準としては、
「1日寝ても朝スッキリしない」「寝ても疲れが取れない」
あなたは要注意です。健康な体であれば、どんなに疲れても、寝たら回復して行くのが普通です。
あなたは朝起きてスッキリできていますか?
疲れが取れにくい原因として、
- 食べ過ぎ、飲み過ぎ
- ブルーライトの浴びすぎ
- 体の冷え
- 睡眠時間の確保ができていない
などが挙げられます。脳がしっかりリラックスできていなかったり、内臓が疲れていたり、(食べ物やアルコールを分解するのにずっと働いている)血流が悪くなっていると、体の疲れが取れにくくなっていきます。
疲れが取れない状態が続いた結果、偏頭痛の原因になります。
ですので、「朝スッキリ起きられない」状態が続いている場合は、
- 夜ご飯は特に控え目に、食べなくても良い
- 寝る2時間前はスマホ、PCは控える
- 夜は10〜15分は湯船に浸かる
- 22時から2時までには睡眠する
ということを意識してみてください。
疲労がしっかり取れていないあなたは、きっと偏頭痛以外の症状も出ていると思いますので、偏頭痛だけでなく、他の症状の改善にも繋がりますよ。
2、首や肩のコリ
首や肩のコリも偏頭痛に繋がります。
コリが出ていると、血管が縮んでしまいます。あまりにも異常に縮んでしまうと、
- 体が少しリラックスして血管が緩んだとき
- 温度差があるとき
- 過度なストレスがかかったとき、それを緩和しようと「セロトニン」という物質が出たとき
などに偏頭痛が起こります。
肩こりと同時に偏頭痛にお悩みのあなたはぜひこちらの記事もお読みください。仕事に集中できない肩こりの原因は?
3、ホルモンバランスが原因
「頭が痛いと思ったら次の日に生理がきたー」「偏頭痛、生理痛があるから生理の周期が回ってきたら本当にイヤ」
なんてあなたは、ホルモンバランスが乱れて偏頭痛が起こっているのかもしれません。
- 特に排卵日前後、生理前後に偏頭痛が起こる
- 生理痛(腰痛、腹痛)が激しい
- 生理前にイライラしたり、やたら食欲が増えたりする
という症状があるあなたは要注意です。
ホルモンバランスが乱れると、PMS(月経困難症)になりやすくなります。その症状の1つとして、頭痛が挙げられます。こうなってしまうと、月の半分は体の不調を感じる状態になってしまうので、以下のことに気をつけてください。
- 生理前に食欲が増えたら、甘いものよりタンパク質(卵・肉・魚など)を摂る
- 生理の10〜3日前は、お腹・腰は温めるようにする
- 生理の1週間前はカフェインは控え目に(1日コップに1杯程度)
日頃からクセになっていると、これらを行うのは初めは少し難しいかもしれません。しかし、これだけでPMSも偏頭痛も改善するのはお得じゃないですか?
1ヶ月後、1週間後のあなたのために、辛いかもしれませんが、頑張ってみてください。
偏頭痛の原因は血管の拡張!普段から血行をよくしておくことが大事
さて、いかがでしたでしょうか?
あなたは何が原因で偏頭痛になってしまっていたか、見当がつきましたか?
基本的には、偏頭痛の原因は、血管の拡張による神経の圧迫です。血管が神経を刺激しないためには、普段から血管が極端に収縮させないことが大事です。
そのために、心身ともにストレスをかけないようにしたり、頭の周りの首や肩の血流を良くしておく必要があるのです。
あなたの偏頭痛は必ずよくなります。ただし、原因となることをやめたり、改善のための行動は必須になってきます。何かを我慢することは、少なからず辛いことだと思いますが、偏頭痛のために何かができなくなったり、せっかくの休日が偏頭痛のために楽しくなくなったりしないために、一つ一つ出来ることから行動していきましょう。
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札幌円山あおば鍼灸接骨院(旧札幌円山このは整骨院)でございます。